施設見学会
愛知臨空 新エネルギー実証研究エリア

2011年7月21日(木)
学区保健委員会が主催する研修会に今年も参加してきました

今回は愛知県知多市常滑、中部国際空港セントレア近くの新エネルギーパークへ行ってきました
「あいち臨空新エネルギーパーク」は、中部臨空都市(愛知県常滑市)周辺の様々な新エネルギー関連施設で構成された
多様な新エネルギー研究・体験型パークです。



毎年好評で、抽選によって予約できるジュンちゃん号
学区から高速を使って40分で到着です


最先端の技術を活かした実証研究を実施するとともに、県民の方々の新エネルギーに対する理解向上を図るための施設です。
国から認定を受けた「あいち臨空新エネルギーパーク」の中核施設です。


まずはスライドを使ってプレゼンテーション。施設内の説明やさまざまなエネルギーの概略や用途を解説


「見て触れて体験して遊ぶ」をコンセプトとした新エネルギーのPRです。


プレゼンテーションスペースや体験型新エネルギー紹介コーナー、企業展示スペース等があります。


太陽光発電体験 ・ 風力発電体験 ・ 燃料電池体験などさまざまな体験を通してエネルギーを実感してきました


洞爺湖サミットで紹介された近未来型エコ住宅
あらゆるエコエネルギーを使った住宅が展示されています

実証研究を見るために外のエリアに向かいました

燃料電池を使ったバスと乗用車
水素と空気中の酸素の反応で、発電して走行する電気自動車の一種です。
2005年の「愛・地球博」ではシャトルバスとして使われていました。

乗用車は2000年には1台一億円でした。
2015年には1/10にしたい。それでも一千万円。
2025年には普及できるぐらいにしたいと!



(左)バイオマス利用スターリングエンジン発電の実証研究……中部電力(株)
この発電システムは、木くずなどのバイオマス燃料を燃やした高温の燃焼ガスを燃料装置内で高温で燃やし、
そこで得た高温の燃焼ガスをスターリングエンジンを稼働する熱源として利用し発電します。
実証研究では、バイオマス資源を利用したスターリングエンジン発電システムの特性を調べます。
現在部品が壊れていて、デンマークから取り寄せなくてはならず、動いていません(^_^;)

(右)EV/PHV用充電器インフラ普及に向けた運用課題の抽出及び自然エネルギーの適用可能性の実証研究…シンフォニアテクノロジー(株)
急速充電器は、電気自動車との間でチャデモ仕様に準じた通信を行い、電気自動車側から要求された指令に従い、充電電流を供給します。
小形風力発電装置で発電した電力を一旦急速充電器内のバッテリーに蓄え、電気自動車に充電する電力の一部として活用します。

エリア内 施設配置図



(左)小形風力発電装置の翼の騒音低減のための実証研究…ニッコー(株)
小形風力発電機は、無限といわれる自然エネルギーの1つである風力を有効利用できる装置です。
普及のためには、風切音の低減が必要です。
の小形風力発電装置では、騒音を軽減するため、翼の材質と形状の変更を行い、
発電量を維持しながら翼の先端速度を遅くする実証研究を行います。

風が5〜6mで1kwしか力がない。12mでやっと発電する(豆電球程度)
海や山のように風の強いところしか活用できない。

(右)集光型太陽光発電プラント実証研究……大同特殊鋼(株)
集光型太陽光発電は、他の太陽電池発電に比べ高い変換効率で電気を作り出すことができ、
晴天時にはシリコンを用いた太陽電池の約2倍程度の能力があります。
また、この装置は、太陽の動きに合わせて自動的にパネルの向きを変える追尾型になっています。
実証研究としては、多数の発電システムを連結した場合の発電性能、
実際の消費地への長期にわたる電力供給の可能性を調査していきます。

効力は35%で最高に力はあるのだが、高値である。
曇りの日には一気に0%になってしまうのが難点。

一般には多結晶が多く、200kmの発電力は15〜19%


(左)蓄電式小形風力発電装置におけるバッテリー充放電制御の実証研究…シンフォニアテクノロジー(株)
この発電装置は、通常の風力発電に必要な風速(m/s)より微弱な風速約1m/s程度で自己始動(始動用モーターは不要)し、
4枚の翼がバランスよく配置されることであらゆる方向からの風でも揚力が発生し、
風向制御を必要とせず頻繁な風向きの変化にも対応して回転します。
また、独自設計による回転軸の採用により、運転音を自然の風とほぼ同等のレベルにまで抑えているので
非常に静かで騒音の心配もありません。
羽の長さは2m。 12mの風で1kw。   2〜3mでは100kwしか出ない。

(右)多結晶シリコン型太陽光発電システム
現在最も多く生産され、主に住宅用太陽光パネルとして使われています。
下部に保水セラミックスが敷き詰められ、パネルが高温になりすぎると水が噴射し、適温を保つように作られている。


単結晶シリコン型両面受光太陽光発電システム
両面から光を活用できるため、南向きでなくても効率の高い発電が出来ます。
「愛・地球博」ではグローバルループの手摺り部分を中心に設置しているように、建築物と一体となった導入も可能です。
○主な用途/街灯や建物の手摺り部分等
万博会場で使われたものを引き取り、ここに展示してあります。

ランチバイキング

りんくう常滑駅前にある「J・HOTEL」レストランにてランチ


20種類以上の料理に迷いながらチョイス  差し入れの冷たいビールが凄く美味しかった〜(^^ゞ


周りの食欲に負けないように? 
いやいや、あまりに美味しそうだったので夏野菜カレーもいただいちゃった〜〜
胃が痛いです・・・(>_<)

味のふる里「盛田 味の館」



入口には大きなお釜がどっしりと!  何升炊けるのかな??


盛田は愛知県・知多半島にて、寛文5年「(1665年)に創業しました。
芳醇甘口の味わいである「子乃日松」をはじめとする清酒、
あるいは、尾張の食文化とともに発展した豆みそやたまりなどの醸造調味料は、
今も伝統を守りつつ丁寧に造り続けられています。


盛田「味の館」は、160年前の醸造蔵を改装し、館内には杉樽を並べて、どっしりとした重厚な雰囲気を演出しています。
この中では酒、味噌、たまり、しょうゆの製造工程をビデオでご紹介し、
隣接する工場で造られたばかりのお酒や食品を味わうことができます。

また、清酒「ねのひ」の利き酒ももちろん
いただいてきました♪
私としては真ん中の原酒が一番美味しかったです(^o^)丿


盛田は、江戸期の醸造業として起業以来、300年以上の伝統に支えられて豆みそ作りを続けてまいりました。
木桶に味噌玉を入れ、その上から重石をしてじっくり熟成させる豆みその伝統的な製法を、今なお守り続けています。
使用している木桶には、江戸時代から修繕を重ねながら使用しているものもあり、
代々磨いてきた技術とともに、歴史と伝統の証として大切に受け継いでいます。


建物は200年、木桶は100年物です。
現在では桶の枠「箍(たが)」の造り職人がいなくなり、修繕には鉄で造られた箍を使っているため
塩気で錆びてきて、どうしようもないと嘆いておられました。


お腹一杯のはずなのに・・・木の芽田楽(550円)の誘惑に負けて半分っこして食べました〜〜(笑)


18人の研修会 無事終了〜〜〜♪

見て下さってありがとうございました
。。。マリヤン。。。